任意整理の専門用語 和解案
任意整理というのは当事者間の話し合いなので、まずは話し合いの道筋をつけていく必要があります。要は交渉を持ちかける借り手側の要望を出して、それに対して貸し手側である金融業者にOKを出してもらうという流れです。この「OKを出す」ということを通じて借金問題は解決に向かうので、これを法律用語で和解と言います。
では、任意整理の和解をどんな落としどころでつけていくのか。それを書面にしたものを和解案と言います。これはもちろん、任意整理を依頼した弁護士や法律事務所などが作成するもので、その時点での任意整理で相場になっている落としどころを考慮しながら作成されます。
こうしてできあがった和解案を債権者である金融業者に提示します。それに対してOKが出れば和解成立となり、任意整理は一気に解決に向かいます。後は提示した和解案の通りに返済していくという流れになりますが、この和解案に対して金融業者がOKを出さないこともあります。
こうなったら交渉となるので、代理人である弁護士は金融業者と落としどころについての細かい詰めの協議を行い、そこから導き出された和解案を改めて提示します。ここで出される和解案は当初のものより金融業者の意向を汲んだものになるので、今度は依頼人である債務者が納得できるものであるかどうかという判断になります。